皆さん、こんにちは。
今号では、令和6年10月23日(水)に開催させていただきました。「認知症サポーター養成講座&高齢者疑似・福祉体験講座」の様子をお伝えしたいと思います。
江原中学校とは以前より定期的に交流をさせていただいております。きっかけは、私たちからのお声かけでした。「江原中学校の生徒に、認知症の方の想いを伝え、優しく接することができるようになってほしい。」という私たちの夢を江原中学校の先生方にお伝えすると、「校外学習の一環として、私たちも高齢者について勉強し、正しい関わり方を学んでほしい。」という返事をいただきました。私たちと江原中学校との定期交流がスタートしました。
中学1年生を対象としているため、
私たちの施設、介護老人保健施設とは?
認知症サポーター養成講座とは?
高齢者疑似・福祉体験講座とは?
など、説明を最初に行いました。
梅本誠彦OTより、「認知症サポーター養成講座」開始です。
皆さん、真剣に講座を聴いていただいております。特に、当施設オリジナルの
「認知症の症状を体験をしよう!」
「シナリオから優しい関わり方を学ぼう!」
については、特に一所懸命に受講されていました。
高齢者疑似・福祉体験中の様子です。
①シニアポーズ装着体験。
脳卒中をはじめ、高齢者の体の動かしづらさを経験できる器具です。
②車いす体験中です。
実際に自身で車いすに触れ、操作することで、その難しさを感じています。
特に右や左に曲がったり、その場で180度回転するのが難しかったそうです。
③歩行に必要ないろいろな種類の杖を疑似体験中です。
写真に写っている四点杖は、接地面積が広いので安定しており、歩行が不安な方でも安全に歩くことができます。
④リフト車の使い方を説明しています。
車椅子をリフト車に載せる方法やシートベルト、車いすの固定の仕方などについて説明しています。
全日程が終了し、最後に閉式のことばです。
まずは、江原中学校生徒代表よりお礼の言葉をいただきました。
そして、私たちからも感謝の気持ちをお伝えしました。
次回は、令和6年11月11日(月)に、江原中学校の生徒が当施設に来て下さります。実際に入所者様とお話やレクリエーションをすることで、高齢者と正しく関わることができるコミュニケーション能力を身に付けるためです。私たちは、また江原中学校の皆さんに会えることを心から楽しみにしています。それではまた次回。