この物語は、ある施設で野生に戦いを挑んだ一人の施設長の記録である
霊長類界においてまったく無名の弱体職員たちが
この施設長を迎えてからわずか数年にして野菜収穫をなし遂げた奇跡を通じて
その原動力となった愛と信頼を余すところなくブログ化したものである
6月 利用者様と一緒に植えた野菜(過去ブログ「夏を植う」参照)も大きくなってきたが ある日 何者かに襲われていることがわかる
こいつは そう サルだ
施設の裏はバンブージャングル やつらが棲みついている
先日はカボチャを抱きかかえて逃げているところを目撃した
これ以上は許せない 対策が必要だ
まずは「オオカミのおしっこ」
この匂いでサルが近寄らなくなるらしい
効果はある・・・みたいだ
次はサンシェードでバリケード
これでサルには進入お断り
テントウムシダマシには防虫剤を
日ごろから 利用者様や職員を守ってくださっている施設長は 野菜も守っているのだ
そして 私たちは勝利の味を噛みしめることができたのであった