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「生きるうれしさを」そして「母への想いをかたちに」
ふるさと那賀ではじめての合同敬老会

施設の入所者様、デイの利用者様、そして地域の老人会の皆様をお招きし、長年社会を支えてきてくださった皆様方への感謝をこめて、共にご長寿をお祝いする合同敬老会。昭和55年の水明荘開所とともに始まり今年、33回目を迎えます。9月14日(金)の樫田の里を皮切りに、順次開催されており、この週末は、 22日(土)デイセンター緑風会尊氏、ふるさと那賀、緑風会チロルで、23日(日)には緑風荘、ジャンボ緑風会&グループホーム慎太郎、緑風会ルネッサンス、健祥会アンダルシアで、それぞれ開催。地元の有志の方々の芸能や施設毎の心づくしの食事を楽しんでいただき、ご長寿をお祝いしています。


この春開所したふるさと那賀でははじめての合同敬老会です。

坂口博文那賀町長や地域の皆様を来賓に向かえての式典で、中村博彦健祥会グループ理事長が、

「地域に安心施設をつくりたいという坂口町長の強い思いによりできた施設だ。建物のすばらしさを見ていただきたい。職員の所作や態度を見ていただきたい。お祝い膳を召し上がっていただいて厨房の質を確かめていただきたい。何もかもに安心していただける、これが健祥会グループのサービスだ。そして、私自身も那賀町のために頑張るゾと確認する、それが合同敬老会だ。多くの方々のお支えにより、吉田施設長も頑張っている、本当に有り難く嬉しい。

恒例の長寿番付には健祥会・緑風会合わせて5,372人の利用者様のうち、1,206人の方々のお名前がぎっしりと並んだ。33年前、水明荘ではじめてつくったときには、いつか横綱が100歳になればと願っていたが、今や、106歳だ。100歳以上の方は徳島県に415人、そのうち53人、一割以上の方が健祥会の利用者様であり、嬉しい限りだ。

坂口博文那賀町長

皆さんに自立を差しあげたい。自立とは自分で生活動作を行えることだ。寝たきりの誘因となるおむつを外す、胃瘻をなくす。味覚を感じながら口から食べてこそ自立だ。口腔ケアもやる。認知症の症状をすすめないために水分補給をしっかりやり科学的介護を実践する。

今朝も94歳の母が見送ってくれた。歩くのも覚束なくなってきた母を見るにつけ、「生きる嬉しさを」あげたいと思う。小さな気配り、優しい言葉を皆さんに提供する、これこそが介護職の仕事だ。健祥会グループは、心のケアで「生きる嬉しさを」あげる、科学的介護で自立を手助けしていく」と挨拶しました。



式典では、最高齢、白寿、米寿、喜寿の皆さんに「母への想いをかたちに」「心と心」「生きる喜びを」と記した記念品が贈呈されました。

[記事公開日]2012/09/22(土)

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