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いつまでも「あたたかな我が家」として
大阪府高槻市の特別養護老人ホーム 樫田の里・デイセンター とんがり帽子が開所20周年を迎え、地域の皆様をお迎えして記念式典が開催されました。
式典冒頭、健祥会グループ理事長 中村太一が挨拶に立ち、開所当時よりの支援と本日の出席への御礼と感謝の言葉を述べたあと、以下のように申し上げました。
健祥会グループ理事長 中村太一挨拶(要約)
樫田の里、とんがり帽子は健祥会グループが初めて関西、大阪に開設した施設です。「あたたかな我が家であるように」との願いを施設名称に込め、「いやし 安心」をモットーに、グループが培ってきた高品質で専門性の高いサービスを実践してきました。
当施設を皮切りに、今では関西において、大阪府に3つの特別養護老人ホーム、京都府に1つの介護老人保健施設を運営していますが、当初は、徳島での介護がどこまで通用するか心配もしました。しかし20年を経て、ここ樫田地区にはなくてはならない存在になれたのでは、と感じており、職員にも地元の人財が多く活躍してくれています。
今、介護業界も大きな変革の時代です。福祉機器も非常に多様化し、ICT機器や介護ロボットが現場で活躍しています。樫田の里では、見守りセンサー「眠りSCAN」や介護記録ソフトの「ほのぼのNEXT」を導入し、ふたつの機能を連動させた効率的な見守りにより、入所者様にとってよりやさしく快適な介護を実践しています。職員にとっても、身体・精神両面の負荷が軽減され、安全で働きやすい環境が実現しています。
今後も先進の機能を積極的に導入・活用し、利用者様に「家でいるより安心。施設の方が快適」と思っていただけるような環境整備を図ってまいります。
とはいえ、福祉にはやはり「人」と「人」とのつながり、心のつながりが大切であり、グループが会是として掲げる「福祉は人 人は心」は、永遠のテーゼです。
人とロボットが協働する新しい時代にあって、最先端を追い求めつつ、グループの原点である「心」、人にしかできない「心のサービス」を守り、樫田地区の皆さまをしっかりとお支えてしてまいります。
本日はありがとうございました。
ご来賓としてお越しくださった、高槻市立樫田小学校校長 西村大樹様をはじめ、緑風会評議員や苦情解決第三者委員、地域の自治会の皆様をご紹介し、代表して、樫田地区連合自治会長 古前美紀夫様からあたたかなご祝辞をいただきました。
職員が作成したメモリアルDVDが流され、懐かしい写真を見ながら記念冊子にそって20年間を振り返り、お祝いのくす玉も晴れやかに開かれました。

ひとつの節目を超え、樫田の里・とんがり帽子の新たな一歩が始まります。役職員一丸となって、新しい介護サービスの実践・地域福祉の向上に努めてまいりますので、地域の皆様には引き続きご指導・ご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。