「この街で 心と心 響き合う」
10年のお支えに感謝して、これからも
健祥会グループの東京初の施設、特別養護老人ホームエリザベート成城と都市型軽費老人ホーム緑風が開所10年を迎え、地域の皆様、利用者様、ご家族への感謝を込めて記念式典が開催されました。
日本経済新聞社主催の全国社歌コンテストで4位に輝いた「舞踏会〜健祥会のうた〜」のイメージビデオが流される中、地域の皆様を地域交流ホールにご案内して式典がスタート。冒頭、グループ理事長中村太一が感謝のご挨拶を申しあげました。
健祥会グループ理事長 中村太一 挨拶
エリザベート成城と緑風は、健祥会グループにとって関東にはじめて開設した施設です。
地域の皆様にあたたかく迎え入れていただき、厚くお支えいただいて、今年開所10周年を迎えることができました。この間賜りましたご厚誼に深く感謝申し上げます。
特別養護老人ホームの施設名は、世田谷区の姉妹都市である「音楽の都」ウィーンにちなんで、今も人々に愛され続けている19世紀オーストリア=ハンガリー帝国(ハプスブルグ家)の美貌の皇后エリザベートの名からいただきました。都市型軽費老人ホームには法人名である緑風を冠し、世田谷・成城の地で、地域にやさしさと安心を届け、地域の皆さまに愛していただけるようにとの想いを込めました。
私たちの原点はグループ創設の44年前に掲げた会是「福祉は人 人は心」「心と心」です。テクノロジーがいかに進化しようとも、AIには担えない「心」の為す領域こそが私たちの真価であり、そして誇りです。様々なことが変わりゆく時代だからこそ、常にこの原点に拠って立ち、人にしかできないあたたかな「心のサービス」と先進のデジタル技術との融合を図りながら、入居者様と地域に笑顔と安心をお届けしてまいります。
開設来10年を経て、エリザベート成城がユニットリーダー研修実地研修施設の指定を受けたり、メディアに優良介護施設として紹介されるなど、この地での取り組みが少しずつ結実しています。これからもよりよい介護を実践し、地域の多様なニーズにお応えできるよう精進してまいります。
このあと、記念冊子に沿って10年の歩みをなつかしく振り返りました。
10周年の記念にと企画したのは、フリーアナウンサー 小島奈津子氏のご講演。「義母と私〜笑顔の秘訣」と題して、ご自身の介護経験をあたたかく心に染み入る言葉で語ってくださいました。
記念撮影ののち、各ユニットでカェタイム。利用者様同士で、また職員との間でも思い出話に花が咲きました。
地域の一員として今この地にあることの嬉しさを胸に、世田谷の地が笑顔と元気のあふれる地域でありますよう、グループの原点である「こころ」と先進の「デジタル」を融合し、利用者様と地域社会の明日に安心を描いてまいります。これからもエリザベート成城と緑風、そして健祥会グループに変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
[記事公開日]2024/12/02(月)
[最終更新日]2024/12/03(火)