行事 2024年9月16日（月）

開所10周年と敬老の日、ふたつのお祝い
特別養護老人ホームひかり・養護老人ホームしののめ

高齢化のすすむ池田町の皆様に安心を届けたい、雇用を生むことで地域を活性化したいとの思いで開設した特別養護老人ホームひかり・養護老人ホームしののめが、10周年を迎えました。折しも健祥会グループは合同敬老会週間であり、開所記念式典と、開所の年から数えて10回目の合同敬老会が併せて開催されました。

式典には、徳島県西部総合県民局保健福祉環境部新田哲弘様、三好市長高井美穂様、三好市議会議員木下善之様をはじめ地域の皆様が多数ご列席くださいました。

「舞踏会-健祥会のうた-」で幕を開けた式典、まず、長寿番付の東西両横綱と白寿3名、米寿3名、喜寿3名の11名の皆さん方にグループ理事長中村太一よりお祝いの言葉とともに記念品が贈られました。

続いて、中村太一が挨拶に立ち、ご来賓と地域の皆様のご臨席や日頃よりのお力添えに感謝申し上げ、以下のように申し上げました。

健祥会グループ理事長中村太一挨拶（要約・抜粋）

現在、グループ全体では約6,000名という多くの方にご利用いただいており、このうち100歳以上の方が107名。県内651名の100歳以上の方の13.7％が当グループをご利用くださっています。グループ最高齢は大正6年生まれの107歳の女性です。
35年前には県内に35名だった100歳以上の方が、現在は776名。目覚ましい長寿化の進展です。110歳以上の方は国内に150名おられ、健康長寿の秘訣を探る研究も進められています。どうやら誠実で外交的な女性に、100歳を超えてなお自立した方が多いとのことです。
この時代に、私たちグループの福祉サービスが健康で充実した生活の一助となりますよう、40数年にわたって築き上げてきたノウハウにICTやデジタル技術を活用しながら、人の手のぬくもり、心の通い合いを大切に、「健康と自立」をお届けし、人生110年時代、地域に愛され親しまれる存在となってまいります。
三好市には当施設と祖谷の特養、養護、お隣の東みよし町には特養、老健、ケアハウス、グループホームまで、8つのグループ施設があり、地域全体で多様なニーズにお応えできる体制となっています。8施設が手を携え、さらに大きな安心を未来につないでまいります。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げ、心からの感謝のご挨拶といたします。

徳島県西部総合県民局保健福祉環境部新田哲弘様ご祝辞（要約・抜粋）

10周年と合同敬老会、おめでとうございます。皆様のご長寿と健康を心よりお祝い申し上げます。
厚労省発表の昨年における平均寿命は、女性87.14歳で世界1位、男性81.09歳で世界5位、男女共に世界トップクラスの長寿です。県内には100歳以上の方が776名おられ、最高齢は女性109歳と男性106歳。まさに人生110年時代の到来です。
こうした中、徳島県では「未来に引き継げる徳島」の実現に向け、地域の皆様が安心して生活を送れるよう、シニアの活躍が支えられるよう、工夫を凝らした取り組みを推進してまいりますので、なお一層のお力添えをお願いいたします。

三好市長高井美穂様ご祝辞（要約・抜粋）

10周年という大きな節目をお祝い申し上げますとともに、長い間、この三好市をつくり支えていただいてきたことへの心からのお礼と、ご長寿とご健康へのお慶びを申し上げます。
こうして皆様方が幸せに過ごせる場所の存在を嬉しく思います。横綱のお二人、白寿、米寿、喜寿の皆様に重ねてお祝いを申し上げ、職員の皆様方の献身的な努力に感謝いたします。
来年1月には、市議会と住民の皆様のおかげで、新しい市役所ができます。福祉の拠点として、災害時対応の拠点としてしっかり機能させてまいります。同じく1月、池田町内に待望の「我らが池校」の寮が完成します。2、3階が寮、1階は地域住民のための施設であり、ここから池田の街づくりがすすんでいきます。
これからも三好市のために頑張ってまいりますので、変わらぬご指導・ご鞭撻をお願い申し上げます。