お問い合わせ

元気な町・北島町で10周年
これからも「笑顔いっぱい ありったけ」


北島町で、地域密着型特別養護老人ホーム健祥会ライデンとサービス付高齢者住宅健祥会デルフトがともに開所10周年を迎え、北島町長古川保博様をはじめ、お世話になっている地域の皆様、利用者様、家族様をお迎えし、記念式典が開催されました。

健祥会のうた「舞踏会」の斉唱に続き、健祥会グループ理事長中村太一が挨拶に立ち、式典へのご臨席と日頃よりのご指導・ご支援に深い謝意を述べたのち、以下のように申し上げました。

健祥会グループ理事長中村太一 挨拶(要約)


「笑顔いっぱい ありったけ」の想いを込め、地域密着型特別養護老人ホーム 健祥会ライデンが2014年3月に、続いて6月に、健祥会グループ初、社会福祉法人としても徳島初となるサービス付高齢者住宅 健祥会デルフトが開所しました。
施設名はいずれもオランダの街の名前です。「ライデン」は、チューリップの街・北島町にちなんで、オランダで一番最初にチューリップが栽培されたライン川畔の街の名。「デルフト」は、「真珠の耳飾りの少女」などの絵で有名なフェルメールの故郷の街の名。グループ創始者中村博彦の最後の命名です。
そして、2023年3月には、オランダの国際都市の名を冠した小規模多機能ホーム健祥会ハーグが仲間に加わりました。小規模多機能ホームは「通い・訪問・泊まり」という3つのサービスを365日24時間担う施設。3施設が揃って、北島町の皆様の安心の拠点として運営されています。

開所以来10年の間の施設周辺環境の変化には、目を見張るものがあります。閑散とした田園地帯だったこの地に、古川町長の素晴らしい戦略により世界的にも有名な企業がたくさん拠点を構え、今、地域は賑わいと活気に満ちています。
将来的な「消滅可能性」が取り沙汰される自治体が県内に16市町村ありますが、北島町はもちろん含まれていないばかりか、県内で消滅可能性が最も低いそうです。
希望を持ってこの町に移り住んだ若い世代がこの町で年齢を重ね、いつまでもこの町に住み続けられるようにサポートするのが、北島町での私どもの役目だと思っています。

人口減少など時代の課題に立ち向かうために、介護業界も大きな変革のときであり、ICT機器や介護ロボットが現場で活躍しています。ライデンでも今年度中に見守りセンサーを20台導入予定です。ベッドでの起き上がりなどの利用者様の動作や心拍・呼吸の状況を、高精度センサーが感知し、職員が常に確認できるシステムです。デルフトやハーグでも、すでに同じ機器を導入しており、利用者様に「家でいるより安心で快適だな」と思っていただけるように環境整備をすすめています。
とはいえ、テクノロジーがいかに進化しようとも、「福祉は人 人は心」です。この会是を大切に、新しい介護サービスを追求し、地域福祉の向上に努め、さらに20年30年先を目標に頑張ってまいります。
集荷量全国第3位、品質日本一を誇るチューリップの町北島町で、創始者が施設名に思いを込めたように、高品質なチューリップの如く、高品質なサービスをお届けし、北島町の皆様の安心をしっかりとお支えしてまいります。今後とも変わらぬお力添えをよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。


来賓を代表し、北島町長 古川保博様からご祝辞をいただきました。

北島町長 古川保博様ご祝辞


特別養護老人ホーム 健祥会ライデン・サービス付高齢者住宅 健祥会デルフト、開設10周年を心よりお祝い申し上げますとともに、北島町における質の高い介護サービスの確保に貢献いただいておりますことに感謝申し上げます。2014年3月、「健祥会ライデン」の開設により本町において地域密着型施設介護サービスの提供が可能となり、また昨年4月には「小規模多機能ホーム 健祥会ハーグ」も開設され、地域に根ざした介護サービスの充実が図られてきました。ここ数年は、新型コロナウイルス感染症により、職員の皆様には大変なご苦労があったかと思いますが、健祥会グループの理念である「心と心」を胸に努力され、大きな壁を乗り越えられたものと想像いたします。 この貴重な経験 を基に今後も引き続き「地域住民」「地域社会」の安心に向け、ご尽力・ご協力をいただきますようお願いいたします。私も、北島町の発展のために努力してまいります。健祥会グループのさらなるご発展と関係各位のご健勝・ご多幸を祈念いたします。

来賓の皆様

北島町長 古川保博様
健康保険課課長 井住孝士様
地域包括支援センター所長 亀田真由美様
北島町社会福祉協議会会長 森本明様
北島町老人クラブ連合会元会長 田代八重美様
北島町太郎八須地区会長 久次米孝祥様
北島町民生児童委員会長 斎藤勝様
社会福祉法人健祥会監事 碓井俶司様

来賓紹介ののち、司会のナレーションにより、記念冊子に沿って懐かしい写真を見ながら10年の歩みを振り返りました。最後は利用者様にもご来賓にもご参加いただき、くす玉開きで10周年を祝いました。


お昼のお祝い膳をはさんで、午後からは地元北島町のサンライフハーモニカクラブの皆様の登場。ハーモニカや大正琴の美しい音色で利用者様たちを楽しませてくださいました。サンライフハーモニカクラブの皆様ありがとうございました。



地域の皆様、利用者様、家族様もともにお祝いいただいた節目の日。明日からもこれまでの歩みを大切に、3施設が一体となって、いつまでも地域に愛される施設であり続けられるよう努力してまいります。

[記事公開日]2024/06/03(月)

過去の記事へ