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徳島地方最低賃金審議会委員としての11年に
感謝状いただく

徳島地方最低賃金審議会委員を11年にわたって務めたことに対して、健祥会グループ理事長中村太一が、徳島労働局長より感謝状をいただきました。

最低賃金とは、雇用主が労働者に支払う賃金の最低額として、最低賃金法に基づき、国が定めたもの。最低賃金には都道府県ごとの「地域別最低賃金」と、特定の産業に従事する労働者が対象の「特定(産業別)最低賃金」の二種類があり、公益代表、労働者代表、使用者代表、各同数の委員で構成される各都道府県の地方最低賃金審議会において、毎年、地域の実情を踏まえた審議・答申を行ったのち、都道府県労働局長により決定されます。最低賃金は地域の雇用と経済に大きく関わる事案ですので、審議会では慎重かつ適切な議論と判断が求められます。

中村太一は使用者の立場で2008年より審議会に参画。通常は2年の任期のところ、長きにわたって務めさせていただいたものです。3月24日、グループ本部に労働局長代理として、渡辺敬太賃金室長がお運びくださり、感謝状を授与くださいました。

「東日本大震災・原発事故とリーマンショック後の景気後退という深刻なアクシデントが続き、経済的にも厳しい局面において、労働行政についても一生懸命勉強しながら、審議会委員として得難い経験をさせていただきました。徳島県における「地域別最低賃金」と、電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業についての「特定(産業別)最低賃金」を審議するという大役を担い、身の引き締まる思いで臨んだ11年間でした。こうした感謝状を使用者代表がいただくのは稀なケースであるとのことで、非常に光栄に思います。審議会委員の任は2018年度で辞しましたが、今後もあらゆる側面から、雇用の安定と経済振興に少しでもお役に立てますよう、努めてまいります。厚労省、労働局のご担当各位、審議会でご一緒させていただいた委員各位に、心より御礼申し上げます」と感謝を申し上げました。

 

 

[記事公開日]2020/03/30(月)

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