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ようこそ健祥会へ!
ベトナム人介護福祉士候補者に辞令
健祥会グループに今年も、ベトナムからの仲間が来てくれました。EPA(経済連携協定)の枠組みで来日した介護福祉士候補者、第6期生6名です。全員が、ベトナムで3~4年の看護課程を修了し、日本語能力試験N3を取得。たくさんの候補者の中から選ばれ、そして健祥会を選んでくれた大切な人材です。
6名は、健康診断も盛り込まれた2日間のグループ本部での就労前研修を経て、8月7日、辞令交付式に臨みました。
健祥会はダイバーシティあふれる
大きなファミリー
式典では、業務執行理事 中村晃子の開式の辞に続き、日本・ベトナム両国の国歌、健祥会のうた「舞踏会」を全員で斉唱。健祥会グループ理事長中村太一から一人ひとりに激励の言葉とともに辞令書と記念品(オリジナルスカーフ・ネクタイとタブレット端末)が手渡されました。
理事長は、「健祥会はダイバーシティにあふれています。言葉や文化、習慣、宗教の違いもみんな包み込んだ笑顔の職場です。また、やる気と頑張りがきちんと評価される職場ですから、EPA人材の何人もが管理職になって活躍しています。私たちは、皆さんが国家試験に合格するよう、一生懸命サポートします。専任の先生もいます。全国のEPA人材の平均合格率は57%ですが、健祥会では76%というすばらしい成績を収めており、現在67名が介護福祉士の国家資格を取得しています。家族のもとを遠く離れて、働きながら学ぶのは大変でしょうが、皆さんが思う存分頑張れるよう、環境を整え、精いっぱいサポートしますので、ぜったいに夢をあきらめず、目標に向かって努力してください。日本を第2の母国、健祥会を皆さんの大きなファミリーだと思って、安心して頑張ってください」と訓辞を述べました。
「国家試験全員合格めざして頑張ります」
理事長の言葉を受け、就任者を代表してレー ティ ガンが、「健祥会グループの職員として、最先端の介護を学んでいけることを心から嬉しく誇らしく思います。一日も早く施設での生活に慣れ、あたたかく迎え入れてくださった皆様の期待に応えられるよう、仕事に勉強に、一生懸命努力し、全員国家試験合格をめざします。どうかよろしくお願いいたします」と決意表明しました。
そして、全員で思いを込めて、健祥会グループ訓と2019年訓を唱和。特別養護老人ホーム健祥会モルダウに勤務するベトナム第3期生のレー ティ タインが、「今は不安でいっぱいだと思いますが、なんでも遠慮なく相談してください。日本とアジアの架け橋となるために、勉強に仕事に、ともに頑張りましょう」と激励の言葉を贈りました。最後に、記念品として贈られたスカーフ・ネクタイを身につけて記念撮影し、夢へのスタートを切りました。
6名を迎えて、健祥会グループのEPA人材は、インドネシア94名、フィリピン49名、ベトナム45名、合計188名になりました。徳島市の特別養護老人ホーム健祥会モルダウに1名、大阪市の特別養護老人ホーム健祥会エンリケに4名、京都市の介護老人保健施設マリアンヌに1名が配属になり、出迎えた施設長とともに施設へ。就労しながら3年後の国家資格取得をめざします。施設の利用者様、地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
[記事公開日]2019/08/07(水)
[最終更新日]2019/08/10(土)