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若手職員と内定者のトークイベント
「未来の福祉につむぐもの」
2016/10/30(SUN)
3人のゲストとともに
福祉の今と未来を語り合う
10月30日に行われた徳島健祥会福祉専門学校第21回学校祭の文化講演会で、映画「つむぐもの」上映後のパネルトークにゲストとしてご参加くださった犬童一利監督、NPO法人Ubdobe代表理事岡勇樹氏、同理事中浜崇之氏を囲んで、「未来の福祉につむぐもの」をテーマに、健祥会グループ若手職員33名、2017年度内定者10名との意見交換の場が設けられました。 冒頭、岡氏からは、音楽×アート×医療福祉を通じてあらゆる人々の積極的社会参加を推進するというヴィジョンを掲げるUbdobeの活動について、健祥会グループ本部長中村晃子からは、グループの介護、福祉、保育、教育、医療、障がいの分野にわたる事業についてそれぞれ紹介がありました。
ワールドカフェ形式の
ワークショップを実践
その後、ゲストのリードで、メンバーの組み合わせを変えながら、4~5人単位の小グループで話し合うワールドカフェ形式でのワークショップを実践。「福祉の魅力を発信する必要があるのか」「魅力が伝わらない理由は何か」などをテーマに語り合いました。現場の介護職をはじめ、さまざまな職種や所属、役職のものが、普段の気づきを深く見つめ言葉にして伝える、他の参加者の意見に耳を傾け新たな気づきを得るというプロセスを経験し、そのことで生まれる場の一体感を味わいながら、職種や所属、役職を超えてつながりあうことのできる厚みのあるワークショップになりました。グループごとのまとめは内定者が代表で発表。自分の意見も積極的に盛り込みながらの発表に会場は最後まで盛り上がりました。
内定者の皆さんの不安を期待に!
若手職員には、お互いの存在がこれまでよりぐっと身近なものになり、仕事にも生活にも新しい視点を持つことが大切だと感じさせてくれる体験となったようでした。内定者にとっては、イメージが湧きにくい「福祉」「介護」を考えるよい機会になるとともに、現場の職員の意見を聞き、和やかな雰囲気で交流したことにより、職場に対する不安を期待に変えることができたのではないでしょうか。
「未来の福祉につむぐもの」・・・一人ひとりがそれぞれの思いをカタチにしていくことこそが、魅力ある職場をつくり、福祉業界を元気にしていくのだと感じさせてくれたイベントでした。
[記事公開日]2016/10/30(日)