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「既得権益にあまえるな」
平成25年度健祥会グループ辞令交付式
平成25年度健祥会グループ辞令交付式が健祥会パートナーで挙行されました。冒頭、中村博彦理事長から「90名の新入職員を嬉しく迎える。個性豊かに、長所を武器に、短所を補い、素晴らしい人材に育ってくれることを願う。ともに頑張りましょう」と訓示がありました。
平成25年度辞令交付式中村理事長挨拶
「管理職者に問いたい。33年目を迎える健祥会の売りは何ぞや?北島へ、池田へ、さあ、おいでと迎えてもらえるのは、健祥会が売りとなるサービスを持っているからだ。健祥会の売りは『礼儀と感謝』 であり、おいしい食事であり、美しい施設だ。これを忘れて健祥会はない。クラブ21の会員集めが大変だと去っていく職員もいるが、クラブ21での地域貢献、コミュニケーションと健康づくりは社会福祉法人としての健祥会の大義だ。クラブ21と社会貢献あってこその健祥会だ。これを旨として5年先10年先を見ながら33年間頑張ってきたのだ。施設長はこのことを忘れてはならない。中村の5年先10年先戦略はみんな現実のものになっている。外国人介護士をいれようと提案したのもそのひとつだ。
アベノミクスがスタートダッシュを切り、円安・株高がやってきて、次は成長戦略だ。官製市場である介護福祉・保育が聖域のままで許されるわけがない。特養を社会福祉法人が老健を社会福祉法人と医療法人で分け合う制度がいつまでも許されるはずがない。他業種と比べて恵まれすぎてきたのだ。恵まれすぎの領域では必ず制度は変わる。施設の沿革を知り、過去の人々の努力を知ってこそ、今の業をまっとうできる。
一人ひとりが考えよ。自らの武器は?健祥会での役割は?それぞれがこれを問うて、職に赴け。理事長に一ヶ月に一回の報告もないものは、能力不足と言わざるを得ない。『報告こそ任務』と申し上げて、新年度のスタートの挨拶とする」
続いて、90名の新入職員と142名の管理職者に辞令が公布され、新入職員代表の決意表明の後、25年訓を唱和し、新年度のスタートとなりました。
[記事公開日]2013/04/09(火)