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消費者志向自主宣言 2024年フォローアップ

令和6年3月31日
社会福祉法人 健 祥 会
理 事 長 中 村 太 一

1.理念

『福祉は人 人は心』『心と心』

創設以来変わらぬ福祉の心で、37年余(H29.12.26消費者志向自主宣言時点)にわたって培ってきた技術とノウハウ、地域との絆を財産に、お客様のニーズに寄り添った質の高いサービスを提供し、すべての人の明日を想い、地域社会の安心を担っていきます。

『明日を想う』:コーポレートメッセージ

ご高齢者、子どもたち、地域の皆様、そして職員たち、すべての人の明日を想って、「誰もが利用したい」、「誰もが働きたい」、「誰もがこの地域になくてはならない」と感じていただける社会福祉法人を目指します。

2.取組方針


●みんなの声を聴き、かついかすこと

  • ご意見箱の設置やご利用者・ご家族へのアンケート調査を実施し、潜在的なニーズやサービスに対する評価を把握することで、より良いサービスの提供に努めます。
  • 事故や苦情が発生した場合は、事故防止・苦情解決のための委員会を開催し、発生の要因分析と今後の対応策・改善策の検討、対策実施後の評価を行い、再発防止とサービスの向上に努めます。
  • 健祥会グループの施設やサービスの紹介と介護・医療・保育などの幅広いニーズに対応できる相談センターを開設し、地域の皆様と双方向での情報の発信・受信に努めます。

主な取組・成果・改善内容

アンケート調査については、概ね3年を目安に健祥会のサービスをご利用いただいている、すべてのご利用者・ご家族に「ニーズ調査」と称して実施しています。具体的には、「サービスや支援は希望に沿っているか」、「職員の挨拶や言葉遣い・身だしなみ」、「プライバシーへの配慮」などの質問内容です。2023年度の結果としまして、37事業所のご利用者・ご家族、総数2,471名にアンケートを配布し、2,012名の方々に回答を得ました。回収率81.4%と、非常に高い回収率となっており、一つの要因としては、ご利用者・ご家族への日頃からの関わり方が数字として表れたのではないかと考えております。この調査結果については、法人で各施設のサービスごとに集計し、施設へ周知。施設は家族会での説明や施設内に掲示するなどして、調査結果と改善策をご利用者・ご家族へ公表しています。


「介護・医療・保育相談センター by KENSHOKAI」

徳島市のショッピングプラザ内に、健祥会グループ初のアンテナショップ「介護・医療・保育 相談センター by KENSHOKAI」が2017年にオープンしました。職員が常駐し、介護・医療・保育全般、また就職や進学についてのお問合せやご相談に応じています。徐々にではありますが、地域の方々に認知され、双方向での情報の発信・受信の場となっています。

事例

●未来・次世代のために取り組むこと

  • SDGsの観点から、フードロスをなくすためにフードドライブに取り組みます。

主な取組・成果・改善内容

KIRARI WOMAN ネットワークがフードドライブに取り組みました

KIRARI WOMAN ネットワークが立ち上げた「Team BRIDGE by KIRARI」が健祥会グループ全施設に呼びかけて、今年もフードドライブに取り組みました。フードドライブとは、家庭で余った食品を職場などに持ち寄り、フードバンクを通じて必要としている福祉団体や施設、生活支援を必要とする方々に届ける活動です。

事例

●法令の遵守/コーポレートガバナンスの強化をすること

  • 内部監査室の設置によるグループ内全施設の指導監査を行い、法令が遵守され、適切なサービスを提供しているか確認します。また、会計監査人による監査を実施することで、運営の透明性の確保と適正かつ公正な支出管理を担保し、ガバナンスの強化、財務規律の確立を図ります。

主な取組・成果・改善内容

「特定社会福祉法人として変革の時代に挑む」

2017年の社会福祉法の改正により社会福祉法人健祥会は、全国で2万を超える社会福祉法人の中で300ほどしかない特定社会福祉法人となり、社会への大きな責任を負うことになりました。ガバナンスと財務規律の厳格化、組織の透明性、地域貢献がより高いレベルで求められますが、企業であれば、一部上場になったようなものと受け止め、身を引き締めて経営に臨んでいます。

  • 令和5年度 監査法人による会計監査において「無限定適正意見」の最高評価
  • 法人内部独立機関「監査室」による全事業所への法人内指導監査実施