第43回健祥会カップ争奪徳島オープンゲートボール選手権大会開催

五月晴れの5月18日、第43回健祥会カップ争奪徳島オープンゲートボール選手権大会が阿波市土成町・緑の丘スポーツ公園で開催されました。ご参加くださったのは県内各地と香川県・高知県から、32チーム・170名の皆様。健祥会グループからも7チームが参加です。
開会式では、高齢者の皆さんがいつまでも健康で意欲的に社会に関わり続けることを願って贈られる恒例の「高齢青年チーム賞」が、平均年齢83.0歳の竜志会（吉野川市）に贈られました。お元気でのご参加、本当にありがとうございます。

大会長・健祥会グループ理事長中村太一 挨拶（要約）

今年43回を迎える本大会に、私も7歳の時から参加させていただいており、まさに皆様方とともに切磋琢磨してきたゲートボール人生です。43年前の創設の気持ちを忘れることなくこの先も継続していきたいと思いますので、来年もどうかお元気でご参加ください。
さきほど高齢青年チーム賞を贈らせていただきました。高齢になっても若い気持ちを持ち活動的でいられることはすばらしいです。昨年の全日本選手権大会でも、若いチームが増えている中で平均年齢70歳余のチームがベスト4に残り、多くの声援を集めていました。皆さん方も頑張って長く続けてください。
私は徳島県ゲートボール協会と四国地域協議会の会長、そして日本ゲートボール連合の理事を努めています。連合では、会員減少の中、どう普及振興していくべきかを考える大事な時期です。十数人の理事の中での唯一のゲートボール関係者として、しっかり意見具申していきたいと思いますので、皆さん方からもいろいろとご助言をいただければありがたいです。
健祥会グループでは今年、施設譲渡を受けて、東みよし町にグループホーム健祥会いこいが誕生しました。東みよし町にはすでに３つのグループ施設がありますが、ここにいこいも加わって、地域完結型の安心の体制をつくることができました。また、4つの認定こども園のひとつ、徳島市昭和町の育英認定こども園が現在新園舎を建築中であり、来春、新築移転いたします。
当グループは徳島県内を中心に多くの施設を運営していますが、人口減少の中、利用者様や職員募集に苦労しています。特に専門学校は少子化の煽りを受け、学生確保が大変です。社会人入学の方も多くおられますので、お心当たりがおありでしたらぜひご紹介いただければ有り難いです。
天候に恵まれた本日、和気あいあいと、けれど勝負にはこだわったプレイを期待いたします。十分に水分補給しながら頑張ってください。

続いて、阿波市健康福祉部長 稲井誠司様が、阿波市長町田寿人様からのご祝辞を代読くださいました。

阿波市長町田寿人様祝辞　稲井 誠司様代読（抜粋・要約）

本大会が盛大に開催されますことを心よりお喜び申し上げます。
最新統計によりますと、日本人の平均寿命は女性が87.09歳、男性が81.05歳、それぞれ世界第1位と第4位であり、100歳以上の方は、9万2239人いらっしゃいます。こうした長寿の時代にあって、健康寿命の延伸のためには、適度な運動習慣と、スポーツや趣味を通じた人との関わりが重要です。健祥会様が長年にわたってゲートボール活動に取り組まれ、高齢者の健康増進と地域間の交流・親睦のために大変ご貢献いただいていることに敬意を表します。
ご参加の皆様が健康の輪を広げながら、本大会が末長く継続して開催されますことを願っています。本市でも引き続きスポーツ振興、健康・福祉の充実に向けた取り組みを推進してまいりますので、いっそうのご支援ご協力をお願いいたします。
健祥会様と本大会のますますのご発展とご参加の皆様のご健康・ご活躍を祈念いたします。

第42回大会優勝の健祥会Aチーム、中西 理選手による選手宣誓の後、予選リーグ戦がスタート。8チームが決勝トーナメントにコマをすすめ、午後からも熱戦が繰り広げられました。




優勝に輝いたのは健祥会Bチーム。最優秀選手賞には同チームの後藤田 雅樹選手が選ばれました。気温の上昇も心配したほどではなく、5月の爽やかな風の中の1日となりました。

入賞チームの皆様おめでとうございます。選手の皆様も審判員の方々もお疲れさまでした。ご参加・ご協力に心よりお礼申し上げます。
健祥会はこれからもゲートボールと二人三脚、元気づくりと地域のつながりづくりのためにその魅力を社会に発信し続けてまいります。どうか来年もお元気でご参加ください。

成績結果

団体

個人

［記事公開日］2024/05/20(月)