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上板町にグループホーム「健祥会こころ」
工事の無事を祈って起工式
健祥会グループが1995年から老人保健施設健祥会ハートを運営する上板町で、地域密着型サービス事業者公募により選定いただき、ハートに隣接してグループホームを開設することとなりました。施設の名称は、健祥会こころ。コロナの状況に鑑み、お招きする方を極力限って起工式を執り行いました。
十二神社の金倉宮司様による地鎮祭で工事の無事を祈ったのち、健祥会グループ理事長中村太一がご挨拶申し上げ、続いて上板町長松田卓男様よりご祝辞をいただきました。
グループの原点である「こころ」を冠して
健祥会グループ理事長中村太一ご挨拶(抜粋・要約)
お忙しい中、上板町長松田卓男様、上板町議会議長本浄敏之様、上板町議会議員鈴木幸三様、上板町健康推進課長廣野 毅様、そして地権者の皆様、これからお世話になる近隣の皆様にご臨席賜り、ありがとうございます。
上板町にはこの度、私どもを採択いただきましたことを感謝申し上げます。老人保健施設健祥会ハートは、開設来26年の間に、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、居宅介護支援事業所を運営し機能を充実させてまいりましたが、グループホーム健祥会こころが加わることで、地域包括サービスの確かな拠点になれることと思います。今、上板町の皆様のために、頑張ろうという気持ちと責任の大きさを同時に噛み締めております。
健祥会グループの会是は「福祉は人 人は心」です。老人保健施設健祥会ハートと同様、こころあるサービスをお届けしたいとの思いで「こころ」と命名しました。
コロナ禍を契機に、介護業界でもIT化・デジタル化が大きく進展していますが、一方で面会が容易くはできないことで利用者様・ご家族が辛い思いをしていらっしゃいます。何がどう進化しようと、大切なのは、人と人のつながり、心と心のサービスです。そんな想いで、私どもは「原点回帰」を掲げています。自分が利用したい施設であるか、親御さんを託したい施設であるかを常に問いながら、しっかりと原点に立ち、利用者目線に立ったサービスをお届けしてまいります。
また認知症カフェ開催、認知症サポーター養成などにも取り組み、上板町に貢献したいと思います。
どこにも負けないサービスで、「健祥会こころ」ができてよかったと思っていただける施設づくりをしてまいりますので、今後ともご指導賜りますようよろしくお願いいたします。
上板町になくてはならない施設として
上板町長松田卓男様ご祝辞(要約)
高齢化の進展とともに、上板町においても認知症の方が増加し、グループホームへのニーズが高まっています。健祥会ハートさんは開設以来、利用者の心の声を大切にした質の高いサービスで上板町になくてはならない施設となっています。健祥会こころにおきましても、家庭的な環境のもと安心・安全・尊厳・その人らしさを大切に、認知症の方が安心して生活できる、またご家族が安心してお任せできる施設となってくださるようお願い申し上げ、お祝いのご挨拶といたします。
施設は木造平屋建て・床面積607.82㎡・2ユニット18人定員。原則として上板町民の方が入所の対象となります。
ユニットにはそれぞれの玄関とリビング・ダイニング・キッチン・浴室があり、全室個室。さらにトイレ、洗面コーナーなどは各3カ所設けられており、家庭のような落ち着いた空間で家族のように暮らせる施設です。
設計は芝田建築設計事務所様、施工は株式会社八千代組様。どうか安心安全の工事ですばらしい施設ができあがりますよう、よろしくお願いいたします。
グループホーム健祥会こころは2022年12月開設予定、ご利用者募集中です。お気軽にお問い合わせください。
[記事公開日]2022/04/15(金)
[最終更新日]2022/07/04(月)