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塩江の安心のために、職員が安心して働けますように
健祥会バーデンで職員寮起工式


高松市塩江町の老人保健施設健祥会バーデンで職員寮の起工式が執り行われました。
塩江は美しい山に囲まれたのどかな温泉の街。素晴らしい環境の中の施設ですが、山間部に位置するため地元での人材確保が難しく、EPA人材の力に負うところが大きいことから、職員寮(仮称:健祥会ステーション塩江II 10室)の新設を決めたものです。高松市の地域医療介護総合確保基金事業補助金の交付を受け、香川県内の施工業者への発注で行われます。
コロナ禍が収まらない中、式典は、健祥会グループ理事長中村太一以下、健祥会バーデン施設長、一部職員、工事関係者らごく限られた人数で行われ、神事により工事の無事を祈りました。

健祥会グループ理事長中村太一 挨拶


高松市の行政当局の皆様や日頃お世話になっている地域の皆様にご出席いただけないのが残念ですが、滞りなく起工式を終え、嬉しく思います。
徳島に生まれ育った健祥会が県外に初めて開設したのが、当時の香川郡、この塩江の施設です。1992年にケアハウス健祥会リブレと健祥会デイサービスセンター塩江を、1997年にはドイツのバーデンバーデンのような温泉保養地になればとの願いを込めて老人保健施設健祥会バーデンをオープンしました。山間部では人材確保が難しいことから、翌年に職員寮を建設。2017年には健祥会バーデンを100床へと増床し、先月には訪問リハビリサービスもスタートしました。
多くの機能を備えて高齢者福祉事業を展開する中、一番の課題は人材確保と育成です。現在、インドネシア8名、フィリピン8名、ベトナム1名、全部で17名のEPA介護福祉士ならびに候補者、そして徳島から赴任してもらっている職員もいて、施設を支えてもらっています。一番望ましいのは地元での人材確保ですが、それがなかなか難しい現状であり、古い寮は5室と手狭なので、この度、新たな寮の建設を決断しました。
設計は芝田設計事務所さんにお世話になりました。施工は、今回初めてご縁をいただいた富士建設株式会社さん。地域発展を願い、人と人との心のつながりを大事にするという経営理念が、私どもと同じであることを嬉しく思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

今後とも、人材確保の努力はもちろん、地域の皆さんの安心につながるよう、施設長はじめ職員一同、これまで以上に高品質で科学的な介護サービスの構築に努めてまいります。また同時に、喜んでいただける地域貢献活動にもしっかり取り組んでまいろうと、起工式に臨み決意を新たにしたところです。本日はありがとうございました。


職員寮(仮称:健祥会ステーション塩江II)は2階建、全10室。完成すれば、現在遠くから自転車などで通っている職員がとても便利になります。工事中、近隣の皆さまにはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご協力よろしくお願いいたします。

[記事公開日]2021/09/02(木)

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