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早々とワクチン1回目接種終える
世田谷の特別養護老人ホームエリザベート成城

4月12日、高齢者への新型コロナウイルスのワクチンの接種がはじまりました。申し込み制や抽選など、接種の方法は自治体によって様々ですが、東京・世田谷区では、確保した1,000人分のワクチンがまず区内7特養において接種されることとなり、特別養護老人ホームエリザベート成城で、12日、13日の両日にわたり、入居者様と職員197名が接種を受けました。世田谷での一番手となったため、保坂展人世田谷区長も来設、その様子を視察くださいました。
施設内に複数箇所設けられた特設スペースで、防護服にフェイスガード、手袋を身につけた医師が既往症や体調のチェックを行った後、数名ずつに接種。30分ほどの経過観察を経て、最高齢105歳の女性をはじめ、体調不良を訴えた方はおらず、どなたも「痛くなかった」と安堵の様子でした。また移動の困難な方は、個室内に医師が出向いての接種となりました。


藤井義文施設長は、TV局、新聞社など報道各社からインタビューを受け、「入居者様のご家族も安堵なさるだろうし、職員も接種できたことで、施設へのウイルス持ち込みのリスクが確実に下がる。職員にとって未来が開けてきた思いだ」とホッとした気持ちを伝えました。この模様は、NHKほか在京各局、東京・毎日・読売・朝日・産経など、各紙で報じられました。

実施する市区町村や接種できる人数がまだまだ限られる中、早々と実施いただき、世田谷区に感謝申し上げます。今後、他の地域の施設でも、接種がスムーズに行われるよう、エリザベート成城でのノウハウを共有したいと思います。2回目接種は5月中に行われる予定です。

「安心した」「痛くない」 | 東京新聞

手探りで接種開始 | 毎日新聞

ワクチン優先順さまざま | 毎日新聞

高齢者接種 悩み深く | 読売新聞

ワクチン接種開始 | 朝日新聞

74歳笑顔「痛みはない」 介護現場「未来見えた」 | 産経新聞

[記事公開日]2021/04/14(水)
[最終更新日]2021/04/19(月)

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